海外の認定機関との相互協力
ワシントン協定の加盟団体であるABET、IEA、ABEEK、IEETとそれぞれ協力のための覚書を結んでいます。その他、中国のCAST、エジプトのNAQAAEとも覚書を結んでいます。
JABEEは複数の海外の技術者教育認定機関と、相互協力に関する覚書(Memorandum of Understanding)を交わしています。覚書には、認定審査活動へのオブザーバ参加、研修会への講師派遣、ワークショップへの審査員や教員の参加、高等教育の質の向上や認定審査の方法等に関わる書類・調査資料等を含む情報交換などを相互に行い、ワシントンアコードのもとでの認定審査システムの実質的同等性を目指し努力するなど協力の内容が明示されています。相互協力の当初の目的は、日本の技術者教育認定制度の確立に向けて、JABEEがワシントン協定の加盟団体から指導や協力を受けるためでしたが、JABEEのワシントン協定加盟後は、相手国・地域における技術者教育認定制度の確立のため支援・協力を行うため、あるいは協力関係を通じて情報の共有や意見交換を促進し相互に技術者教育の質の向上を図るためへと変化しています。
JABEEと相互協力の覚書を交わしている機関
- ABET(米国)2000年3月
- Engineers Australia(オーストラリア)2002年2月
- 韓国工学教育認証院 ABEEK(韓国)2004年11月
- Institution of Engineering Education Taiwan(台湾)2005年12月
- 中国科学技術協会(中国)2007年1月
- The Institution of Engineers Indonesia(インドネシア)2018年11月
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