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(2025.7.8)
2025年6月26日〜27日に、中国・上海の同済大学において、第10回キャンベラ協定総会が開催されました。一般社団法人日本技術者教育認定機構(JABEE)を代表し、キャンベラ協定部会主査の田中友章先生(日本建築学会・明治大学)および同委員の小林恵吾先生(日本建築学会・早稲田大学)が出席されました。
本総会において、JABEEが次期(2025年~2027年)の議長職を担当することが決定され、JABEEから推挙された田中先生が議長(Chair)に選出されました。田中先生は、2027年に開催予定の第11回総会までの2年間、キャンベラ協定の運営を主導されます。
キャンベラ協定は、2008年に締結された建築教育認定団体による国際協定で、日本からはJABEEが2019年に正式加盟しました。本協定は「UNESCO-UIA建築教育憲章」に基づき、加盟団体による認定を受けた建築教育プログラムおよび修了生の本質的同等性を相互認証する枠組みです。現在、9つの国・地域の認定団体が加盟しており、そのもとで世界各地の400を越える教育プログラムが認定されるなど、包括的なプラットフォームとして発展しています。
また、次回2027年の総会が、東京で開催されることも併せて決定されました。